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Depuis 2003

 遠距離恋愛 

えぴそーど 10.  2年半の遠距離恋愛のはじまり2002冬〜2003夏


加:仏=1:3
2年半の遠距離の中で、相手が私側のところへ来てくれたのは一度限り。
その頃は、お互いに遠距離なんだから、旅行回数も平等であって欲しいと思っていた。つまり、私が渡仏する回数ほど、向こうにもカナダへ来てほしいと。費用的にも、私の方がいつも負担が大きくなるということもあった。不公平をいつも感じていたが、その都度、がたがた文句を言ってもうまくいかない。はたから見ると、どうして?と思うかもしれないけど、うまいこといかないのです。だから長い目で見ることにした。結果、現在元がとれてる言うと荒々しい言い方だが、遠距離の時の金銭面の不公平さは、別の形でほぼ清算できている。(という風に仕向けたと言ったほうが適切かも。)


すったもんだがありながらも、2002年の冬に、一ヶ月モントリオールへ遊びにきてくれた。そして、クリスマスと年越しも一緒に過ごすことができた。話は飛ぶが、昨年、初めて彼の家族らとクリスマスを祝ったが、こちらの人々にとって、クリスマスを家族と過ごすことがいかに大事かというのを実感した。よって、当時、家族より私のために時間を優先してくれたというのは、大きなことであったと今感じる。


2003年6月、思わぬ失業
翌年、2003年の1月より、私は『真夜中』の仕事を始めていた。某大手ソフトの代行会社で、日本語によるテクニカル&カスタマーサポートという業務だった。日本時間に合わせての対応だったため、モントリオール時間では、夜中から始め、朝10時に終了という、裏側の生活をしていた。就寝は夕方6時、起床深夜1時。しかも真冬の夜・・・マイナス20度前後の中、歩いて通勤していた。


季節は変わり、6月、同会社で1ヶ月休みをとらせてもらった。代わりになる人を見つけてくれればという条件で。代わってくれた同僚には、改めてここで感謝したい。 再び渡仏。5ヶ月ぶりの再会である。ほとんど毎日のように、彼の友人やらと出かけたり、夜飲みにいったりし、なかなか疲れた。フィリップもかなり寝不足をしていたのだと思う。


1ヶ月のバカンスを終え、仕事再開のためモントリオールへ戻る。が、帰国前に、面倒くさがらず、Eメールをチェックしておけばよかった。自宅へ戻り、コンピュータを開くと、『日本人サポートチーム全員解雇』とのこと。最近では、インド、中国などで、IT産業に関連した下請体制が確立されている。人件費が安くあがり、しかも優秀な人材が溢れんばかりいるのだそう。フィリップらがやっているアニメーションでさえ、初期段階の作業は、向こうの国々で手がけられるのが尋常化している。親会社の決定で、私達がやっていた業務はインドへ移行することが、私のバカンス中に決ったのだそう。職を突然失うことは、2001年の秋から2回目。『またか・・・』とがっくりした。と、同時に、もしこの知らせをフランスで知っていたなら、もう少し長く居れたのにということも悔しかった。


手術の影響か、不摂生の結末か?
時差ぼけの調整や、突然の失業のことなどでごたごたしていて、私から相手へ2.3日連絡をしなかった。その後、留守電に『1日入院していたけど、大丈夫だ。』というメッセージが入っていた。一体何が起こったのかと、連絡をとると、どうやら発作を起したらしい。2002年の手術後、というより彼にとって、新たな病を以降かかえていくことになった。Epilepsy、つまりてんかん発作を起してしまった。(参考:てんかんとは?)この発作を起す前に、そういう薬を出してもらっていたかは不明だが、現在も一日2錠、強めの抗てんかん薬を服用している。患者の発作が起きる原因として、抗てんかん薬の飲み忘れ、寝不足、ストレスなどがあるようだ。私がカナダへ戻った翌日、アパートで友人と、彼の義理の母、つまり父上の現在の奥さんのことについて、話をしていたらしく(その当時、彼と義理の母はうまくいっていなかった。)かなり興奮した状態にあったようで、トイレで意識を失ったのだそう。


2005年12月現在、私達は一緒に住んでいるが、これまでに2回、私の前で大発作を起した。特に一回目は、私にとって極めてショックだった。発作が収まってしばらくして意識が戻れば、救急車も呼ぶ必要はないと一般的に言われている。しかし発作の際の変貌ぶりは、自分の彼の事をこういうのも何だが、まるでホラー映画を見てるようだった。顔色や唇の色が瞬時に紫色に変わり、体が痙攣し、白目をむき、口から大量の泡を吹いた。これが1〜2分続いたのだろう。しかし、私にとっては、5分以上続いたように感じるものだった。とにかく、現在では、なるべく寝不足にならないよう、二人とも注意を払っている。発作が起こった際には、とにかく慌てず、二次的な怪我を防ぐため周りの安全確保、どれくらいの時間の長さか、などを周りの人は観察しなくてはならない。


そして、遠距離の終末、私にとって一番厳しかった2004年に入る。






to be episode 11

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