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 婦人病 

第1話  2002年8月7日


日本の夏は暑い。私は8月生まれだが、最近は夏が昔ほど好きではなくなった。


日本へ帰国していたワケ
ちょうど休みがとれたので両親をカナダ旅行へ連れて行くつもりで帰国していた。旅行代理店へ行き、かねがね両親がためていた某社の旅行券(勤めていた時代に無理矢理入ってもらったもの)があり、それを旅費の一部に当てた。8月15日発11日間のカナディアンロッキーを中心としたコースだった。案内役は、私。元添乗員の両親は海外旅行知らず。中国に一度連れて行ったきり。今時のモントリオールの友人達のご両親は自分達で飛行機に乗って娘息子に会いに来る。うちはだめ。『東京駅まで迎えに来て欲しい』とカナダにいる娘に向かって平気でEメールで連絡がくる。『じゃあ、添乗員付のツアーに参加したら?』と勧めるが、『自由行動ができないから嫌だ』とのこと。旅行慣れしてないわりに言うことはベテランである。


誕生日は一日中布団の中
というわけで、前置きが長くなったが、そのつもりでそのめちゃ暑い時期にわざわざ帰国していたのである。ところが8月6日の夜から、なんだか急にお腹が痛くなった。生理がちょうどくる時期だったので、その前兆だろうとさほど気にも留めなかった。8月7日。私の3X回目の晴れ晴れしい誕生日。だが、腹が痛い。布団に入っておとなしくしていた。寝ても直らなかったので、年金生活をすでに始めている主夫(父)に、生理痛の薬を買ってきてもらう。こんなこと頼むの恥ずかしいと言ってる場合ではないほど、痛くなってきた。『オンナは嫌だねぇ、そういうのがあって』と照れながら薬を買ってきてくれた。今日は私の誕生日。フランスにいる彼からは未だ連絡無し。


夕方になって、まだ勤めに出ている母が帰宅。結局、父の薬も気休めで終わり、もう診察が終わっている母行き付けのクリニックに行くことになった。でも、保険証がない!。私の籍は、カナダ在住ということで抜かれている。つまり、保険証もないのだ。実費で見てもらうことに。水のりみたいなものをべちゃ〜とぬられ、エコーっていうのだろうか、腹の上から様子をうかがう。『ん〜。。。これはすぐに大きい病院で見てもらってください。』と紹介状付で返された。ただごとではなさそうだ。。。水のりとエコー代金、保険証無しで1万2千円也!


帰宅後・・・
家に帰ったら、珍しく弟がケーキを買ってきてくれていた。なぜか母もケーキを買ってきていた。我が家では打ち合わせというものは無いのかっ!?、ま、家族全員O型、それぞれが我が道行ってる人たちなので無理もない。これはこれで嬉しいものだ。でも腹が痛くて、ケーキなど一口も入らない。そして、結局彼からも連絡なし。最悪の誕生日であった。


to be 第2話...

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